私は大学数学を勉強していた際に何度も落とし穴にはまっています(-人-)。
とりわけ1回生時にはまった二つの落とし穴(落とし穴という日本語は不適切かもしれませんが)は忘れようにも忘れられませんね。一様連続性はそのうちの1つです。わかってしまえば何でもないことなのですが、私はこの概念を理解するのに相当時間がかかりました。
定義を読んでも、見た目普通の連続性の定義とあんま変わらなさそうに見えるし、大体何の為に導入された概念なのか当時はさっぱりわかりませんでした。
大胆に結論から行きましょう。最低限頭に入れておくことは次のイメージです
イメージ:
定義は適当な本を見てください。要は「インプットの幅が十分小さければアウトプットの幅も十分小さい」という性質の事です。
以下注意点及び補足:
1.一様連続性とは、関数及びその定義域の一部に対して定まる概念である。(変な言い方だが)式が同じ関数でも、考える領域が違うと一様連続であったりそうでなかったりする。
例)y = 1/x は (0, 1) では一様連続でないが (1,2) では一様連続である。
2.一様連続性は、連続性より強い条件である。つまり、「一様連続⇒連続」は言えるが、逆は成り立たない。
3.しかしながら、有開閉集合上では一様連続性と連続性は一致する。
4.3は次のようにも言い換えられる。有界閉集合上定義された連続関数は、それ以外の領域上で定義された連続関数より扱いやすい性質を持つ。実はこの性質が一様連続性である。
5.大雑把に言って(考えている領域の)境界に近い点で変な振る舞いをしない関数は一様連続だと言って良い。
6.5を言いかえると、「領域 Ω上での連続関数をその閉包 での連続関数まで拡張できる条件は何か」に相当する条件が一様連続性であると言える。
とりあえず最初のうちは、一様連続性は、「有界閉集合上で連続な関数に対してリーマン積分(普通の積分)が定まる」ことを示す為に導入された概念であると考えて差し支えないと思います。私なんかは、定積分の話をする際にはじめて一様連続性を導入したら良いと思うんですけどね。
最後に確認問題
問題:実数 R 上で定義された多項式関数 y = f(x) が一様連続であるような区間とそうでないような区間の例を考えよ
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