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March 21, 2006

自身の商品価値を上げるには

「他人と差別化できる強みを作れ」とは,よく言われる話である.

これに対する答えは大抵「『これだけは他人に負けない』という何かを持て」に類するものであることが多い.

勿論,それだけの何かを持つことができれば問題ない.だがしかし,ほとんどの人にとっては,例えその人が最も得意とする分野であっても,「これだけは他人に負けない」という事は有り得ないと思う.

例え,100万人の中で一番であったとしても,世界中には同レベルの人間が数千人存在する.

それでは,どのように差別化を図るのか.私が思うに,その答えは組み合わせにあると思う.つまり,「自分にとってそれなりに得意な分野」をかき集めて,その組み合わせが通用する分野を開拓するわけだ.

要するに,自分の得意なトライアスロンを作ってしまえ,という事である.

こう考えると,これから何を勉強すれば良いのかもある程度目星をつける事ができる.例えば,私はある程度数学に自信があるが,ここで次に狙うべき分野は数学に関係し,数学者がやりたがらない分野である.

つまり,まずは自分の得意な分野でやれるだけやってみる.そして頭打ちになった場合は,得意分野で競合する相手が苦手とするものを,サブウェポンとして取得するわけだ.こうすると,組み合わせた場合のライバルが激減する.

何年後かに,この方針が正しいことを証明できると良いな.

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March 08, 2006

歯磨き

最近,昼ご飯を食べた後に歯を磨くようになった.

習慣化すると,これが結構気持ち良い.なんというか,眠たい時に顔を洗う感覚とちょっと似ている.

また,口の中がちょっとでもねばねばすると,気になるようになった.むしろ,今まであまり気にしていなかった自分が珍しいのかもしれないが・・・.

こういう風にメンテをしてきた人は,虫歯になる確率が低いのも納得だ.逆に言えば,私に虫歯が多いのは当然と言える.

こういう事が習慣化できるというのは,ちょっとうれしい.

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March 02, 2006

米国の社会科

最近アメリカの小学校教科書で英語を学ぶという本を読んでいる.

読んでいて思うのは,米国は社会科(私は地歴公民科という言い方はあまり好きではない)がしっかりしているなあという事.

昔何かの記事で読んだのだが,米国では社会科の教師になるのは相当大変な事らしい.具体的に言うと,歴史的に重要な文献に関しては,そのアウトラインを知るだけでなく,実物を(勿論訳本で良いとは思うが)読破しておく事が要求される.

例えば,アダム・スミスの「国富論」という有名な本がある.この本に大体何が書いてあるかという事は,多少経済をかじった事のある人間ならわかるだろう.しかし,米国で社会科の先生になるにはこれでは不十分.つまり,実際にこの「国富論」を読んで,それに対する自分の意見を持っていなくてはならない.

若干脱線したので,話を元に戻す.

どこで「社会科がしっかりしているなあ」と思ったかと言うと,殆どのトピックが疑問形式で終わっているという点.

例えば,宗教に関するトピックでは「戦争の原因となっても宗教は良いと思いますか?」とか「生きていくのに宗教は必要と思いますか?」とか「人智を越えた現象の原因を全て絶対者に求めたい,という人間の渇望があったりしませんか」等が,最後に尋ねられている.

なかなか大人でもきちんと答えられる質問ではないし,「全員の立場を尊重することが大事です」などのようなお茶を濁した解答を用意していない所が素晴らしい.

こういう問題に関しての討論を通さない事には,「自分に欠けていたものにふと気づく」とか「伝わらない人に,なんとか気持ちを伝えようとあれこれ工夫する」という体験が欠如するだろう.

この辺は日本も見習うべきだと思う.

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