試験
今回は試験についての話をしてみたい。試験と言っても、資格試験とかそういうものではなく、ここではあくまで授業に付随した試験を考えるものとする。
一般に、試験は「生徒の理解度を試す」ために行われる、と言われている。それ自体に反論する気は無いが、私にとって不思議なのは、「教員の教授力(うまい日本語が見つからないが、要するに生徒に教える力)」を試すシステムが、試験ほど厳格に整備されていないことである。
勿論、委員会等である程度教員の力量などは調べられているだろうが、正直な話あいまいである感が否めない。
どうして、教える側と試験する側が同じ人間なのか?
これは私の長年の疑問である。単に試験を作成する人と、教える人を別々にすれば教師の力をかなり厳格に測ることができると思うのだが・・・。勿論、「そんな点数で教える力を判断されては心外だ」と思われる方もいると思う。しかし、もしそう思うのであれば、生徒の能力を点数で測ること自体も見直すのが妥当だろう。
皆さんはどう思いますか?


Comments
名選手、必ずしも名コーチ・名監督ならず。
Posted by: calc | January 29, 2005 at 09:29 PM
>calc さん
確かにその通りだと思いますが、ちょっと今回の話題とずれていませんか?
Posted by: Joker | January 29, 2005 at 11:09 PM
>ちょっと今回の話題とずれていませんか?
数学を教えるのが数学者以外にいない、という根本的問題点を言いたかったのです。
>どうして、教える側と試験する側が同じ人間なのか?
単純に慣習と人手不足、ということなのでしょう。
Posted by: calc | January 29, 2005 at 11:46 PM
なるほど、そういう意味でしたか。
私としては特に大学数学に話を限定したつもりは無かったのですが、今までの流れから見ると、そう判断されても仕方ないですよね。
一般的な話としてはどうでしょう?
Posted by: Joker | January 30, 2005 at 01:23 PM
んーと、教師の能力を査定するのは学生ではないことが前提のシステムになってるんでしょうねえ。よく考えるとなんか変ですが。儒教倫理の名残?
Posted by: おぞん | January 30, 2005 at 11:05 PM
おもしろいですね…。
私も一人だけ教え方が気に食わない先生がいるんですが たしかにテストでも外注してみれば能力が測れそうですね。
まあ仮に実際にやると公立校が戸惑いますが
予備校の講師さんが教え方が巧みなのは常に給料とクビがかかってるからですかね?
Posted by: ふぃる | January 31, 2005 at 06:51 PM
>おぞんさん
儒教論理の名残・・・全く思いつきませんでしたが、そういうのもあるのかもしれないですね。
>ふぃるさん
やっぱり数値で他人と比較されると、最低ラインは上回るように努力するんじゃないかと私は思いますね。ある程度は他人(この場合生徒)のせいにできない環境を構築するべきではないかと。
Posted by: Joker | January 31, 2005 at 11:05 PM
My Favorite Blogsにトップにリンク頂いてありがとうございます。今気づきました。そうですね共闘しましょう笑い
>単に試験を作成する人と、教える人を別々にすれば教師の力をかなり厳格に測ることができる
いやしかし大学法人化で、生徒による授業アンケートシステムとか教官任期制(研究業績により次期ポストが保証される。指導力を測ることは出来ない)とか教官にとって厳しくなってるらしいですよ。
教え方をテストで測るとなると教師に筆記試験をするのでは不十分でしょう。となるとどうやって測ればいいんでしょう。
雇用者である大学当局の目利きの人が授業を聴講?
あるいは第3者機関のお出ましですか笑い
まあ授業アンケートシステムがけっこういいと思うんですが。
あと特別アンケート点数ひどい教官は生徒会でつるしあげられるとか笑い
Posted by: lanig | February 01, 2005 at 05:58 AM
> lanig さん
>My Favorite Blogsにトップにリンク頂いてありがとうございます。
すいません、必ずしもトップという訳では無いのです。順位はランダムに変化致します。
点数での測り方ですが、やはり関数解析っぽい発想で行くべきでしょう。生徒空間と先生空間が互いに双対で、両方ではじめて点数が決定されるというイメージを僕はいだいております。
Posted by: Joker | February 01, 2005 at 11:21 PM
良い意見だと思います。ただし・・・
「教える人と試験する人を分ければ、教える人の能力を測ることができる」
・・・試験で測ったのは、本当は「地域の貧しさ」かもしれませんよ?
あと余談ですが、こういう意見も聞いたことがあります:
「先に試験を作ってから、授業をすべきである」
まあでも、授業評価はやるべきだと俺は思います。ちなみに俺は、授業アンケートを今年すでに5回やりました。結果は5段階で4くらいと、まあまあ良好でした・・・ほっ。
Posted by: 雑草 | February 02, 2005 at 07:05 PM
>雑草さん
はじめまして(笑)
貴重なご意見をどうもです。
前半部分は少し誤解があるかもです。「全く別々の生徒に全く別々の先生」という二者を先生の能力で比較しようとは思いません。でも、似たようなクラス(これが難しいのかもしれないが)に対してそれぞれ先生を一人用意すればある程度は比較可能でしょう。実際、生徒の場合「同じ先生が複数のクラスを教える」ことで比較されていませんか?
生徒に高い評価もらえて良かったですね。その調子で部活動顧問も是非頑張って下され(笑)
Posted by: Joker | February 02, 2005 at 11:16 PM